Oh My Zshを導入する手順

Mac

概要

zshに Oh my Zshを導入する手順を備忘録として残します。

構築環境

機種名: MacBook Pro
チップ: Apple M3 Pro
macOS:Sonoma 14.1.1

設定手順

1.Oh My Zshをインストール

curlでインストールする

sh -c "$(curl -fsSL https://raw.github.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh)"
.zshrcに好きなテーマを設定する

.zshrcに自分の好きなテーマを設定する。
ZSH_THEMEに、Oh My Zshで用意されているテーマ名を入力すれば反映される。
テーマの一覧は、下記の公式ドキュメントを参照。
https://github.com/ohmyzsh/ohmyzsh/wiki/Themes

# Set name of the theme to load --- if set to "random", it will
# load a random theme each time oh-my-zsh is loaded, in which case,
# to know which specific one was loaded, run: echo $RANDOM_THEME
# See https://github.com/ohmyzsh/ohmyzsh/wiki/Themes
ZSH_THEME="agnoster" #ここにテーマを設定する
フォントがおかしい場合はフォントをインストールする

Oh My Zshは、PowerlineフォントやNerd Fontsを使用したテーマが多くあるのでMacにこれらのテーマがない場合は文字化けが発生します。
下記ではPowerlineフォントを導入する手順を説明します。

1. githubからフォントをインストールする

下記のコマンドで直接githubからリポジトリをクローンします。

git clone https://github.com/powerline/fonts.git --depth=1
2. ダウンロードしたフォントを適用させる

ダウンロードしたディレクトリに、fontsディレクトリがあるので、そのディレクトリで下記のコマンドを実行する。

./install.sh

実行するとフォントのダウンロード成功のメッセージが表示され、mac側からフォントが全て使用可能になっているはずなので、ターミナルの設定画面からフォントを変更する。
下記の画像では、icebergのテーマに、Anonymice Powerlineのフォントを選択している。

ターミナルを再起動したら、下記の画像のように文字化けなくフォントが適用される。

3. 不要なフォントディレクトリを削除

適用が確認できたら、githubからクローンしたフォントファイルは不要になるので、下記のコマンドで削除しておく。

rm -rf fonts

ユーザー名とコンピュータ名の非表示方法

上記の画像のテーマは、Oh My Zshのagnosterだが、デフォルトだとユーザ名とコンピュータ名が表示されて美しくないので非表示にする方法を記載する。

.zshrcを編集

.zshrcに下記の2行を追加する。DEFAULT_USER に設定するユーザー名は、現在ログインしているユーザー名と一致する必要があります。これを確認するには、ターミナルで whoami コマンドを実行します。

export DEFAULT_USER="your_username" #ユーザー名はwhoamiで表示された名前に置き換える
prompt_context(){}
設定の反映

下記のコマンドを実行して、設定を反映させる

source ~/.zshrc

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